雑記帳 地方自治体もいろいろ大変なご様子です。

【<知事からのメッセージ>
【
【  From:  太田 房江
【  Sent:  Tuesday, September 07, 2004 4:07:17 PM
【  To:    00 全職員;  各室課 (出先);  各室課 (本庁)
【  Subject:       職員の皆さんへ
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【 職員の皆さん、知事の太田房江です。
【毎日のお仕事、ほんとうにご苦労様です。
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【 さきほど「行財政改革推進本部」を開催しまして、行財政計画の改定素案を決定いたしました。
【日頃、皆さんと直接お話する機会が少なくて、大変申し訳なく思っておりますけれど今日は、この改定素案について、私の思いを直接お話をし、理解をお願いしたいと思います。
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【 大阪府は、これまでも、全国的に見て大変厳しい行財政改革を断行してきました。
【施策の再構築、全国一スリムな組織、プロジェクトや第3セクターの見直し、人件費の削減。
【皆さんの大変な努力によって、生み出したこれらの効果額は毎年約1000億円、
【合計で1兆円近くにも上ります。
【これは大変な成果で、評価をしてくださる有識者もたくさんおられます。
【
【 しかし、府政を取り巻く環境は、依然厳しく、特に税収の落ち込みは深刻な状況が続いています。
【平成19年度に財政再建団体に転落するかもしれないという危機的な状況、懸念は消えていません。
【まずは、19年度危機を突破する、そして同時に質的改革を実現して、
【その後の新しい府政へとつなげていく。これが今回の改定案の目標です。
【すなわち、再建と再生、この2つを並行して実現していくことこそが、
【真の改革につながる、私はそう考えています。
【
【 19年度危機を克服するための量的な改革は、今後3年間で、1200億円を超える効果額を確保する、
【そういう大変困難な作業になってきます。府の役割を純化する、そういう視点で、
【前例にとらわれない思い切った施策の再構築をお願いしたいと思います。
【建設事業につきましては、事業費がピーク時の半分以下に減っておりまして、
【維持管理のことなどを考えますと、もうギリギリだ、という声を聞いていますけれども、19年度危機に向けて、さらに概ね10%をカットさせてください。
【税の徴収向上、府有地の売払いなど、歳入の確保に頑張ってもらっている職員の皆さん、さらなる努力をお願いします。
【
【 また、平成17年度からの3年間で、一般行政部門の約1割に近い1000人を
【削減することにしています。
【期末・勤勉手当、管理職手当など、皆さんの給与等についても削減を行わざるを得ません。
【断腸の思いではありますが、どうかご理解をお願いいたします。
【
【 そしてもうひとつ、"質の改革"は次世代の府政をつくる上で、必須のものです。
【その手法として、私は"民の目線"、"予算システム"、"PPP"、この3つを挙げさせ てもらいました。
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【 まず、民間の経営感覚をよりスピーディに府政に導入できるように、
【改革のプロセスに"民の目線"を活かす仕組みをつくります。
【これだけ厳しい改革を断行しているつもりでも、民間の経営者たちからは「まだ甘い」、そういう意見が聞かれます。
【私たちには、危機意識が足りない、まだ公務員の固定観念が残っている、
【これもまた事実ではないでしょうか。
【今回の素案づくりでは、行財政改革有識者会議で、民間有識者の皆さんのご意見を頂 戴してきました。
【私は、今後、改革を進めていく過程でも、民間人の参画を得て、民の目を活かした検 討を深め、大いに知恵を結集したい、そう考えています。
【
【 しかしこれは、行革を民任せにする、そういう意味では決してありません。
【民間の斬新なアイデアや取組みの実績をしっかりと吸収して、
【私たち自身が大胆な自己改革をめざしていこう、そういうことです。
【改革の旗手は、あくまでも職員です。職員以外にはありえません。
【このことは、はっきり申し上げておきたいと思います。
【
【 次に、予算システムの改革です。再建と再生を両立させるため、限られた予算をど う活かすか、
【これまで以上に知恵をしぼる必要があります。収入を厳しく見通しながら、大阪再生 の流れをつくる、
【そういう予算措置を実現するために、「7つの戦略的取組分野」を素案に示しました。
【改革効果の10%を「再生重点枠」として、戦略的な施策に充てたい、そう考えてい ます。
【そして行財政改革有識者会議と庁内の再生戦略会議の両方にサポートをお願いし、
【私のトップダウンでの予算編成を徹底していきます。
【
【 また、併せて、予算の決定を部局に委ねる分権型の予算編成を導入します。
【各部の裁量を少しでも広げることで、再構築のスピードアップを期待すると同時に、皆さんの"やる気"、これを仕事に反映させたいのです。
【部局内で、或は部局横断でしっかりと議論をして、斬新なアイデアに富んだ、
【"きらりと光る"事業を打ち出してください。
【これが、府政の流れを変える大きな力になります。
【
【 3つめに「PPP」です。パブリック・プライベート・パートナーシップの略で、この3つの頭文字をとって、PPPという言葉、皆さんもご存知でしょうか。
【公共のサービスを民間にも開放し、多様な協力関係をつくっていく手法のことですね。
【「総務サービスセンター」や「ESCO事業」など、府はすでに先進的な取組を実現 してきていますし、アドプトロードやアドプトリバー、ローソンとの共同開発による野菜たっぷり弁当など、府の職員のアイデアが光る事例を、私は大変誇りに思い、全国にPRをしています。
【
【 この力をさらに高めて本格化させたい、そういう思いで、市場化テストやネーミン グライツ、ストリートファニチャーなど、まったく新しい手法、考え方も提示いたしました。
【これに限らず、府民に最もよいサービスを提供する手法に一体何があるのか、
【柔軟に検討してもらいたい、時には民間と競争し合って、新しいサービスモデルを創ってもらいたい、ビジネスモ デルを創ってもらいたい、これが結果として府政の活性化につながると信じています。
【
【 最後に、この改定素案の実効を上げていくためには、皆さん一人ひとりが改革のマインドを強く持ち、実力、能力をめいっぱい発揮してもらわなければなりません。
【府政の自己改革。イバラの道ではありますが、こんな時こそやりがいがある、
【ピンチはチャンス、そう考えて、みんなが一丸となって頑張りましょう。
【
【皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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Last-modified: 2015-02-01 (日) 14:38:23 (932d)