戦場のRSS-Blog時代の戦場のあり方- †&amazon(4791701399); 殻機動隊特集 †しばらく前に、ユリイカで攻殻機動隊の特集を読んだ。その中で、神山さんと東浩紀が対談していた。その中で、2030年の戦場をどのように描くかと言う話をしていてそれが面白かった。東の「戦場と後方との間に時空の差があるから、戦場からの手紙は文学になる。」という指摘は面白かった。彼は続けて、「戦場からのメールでは、文学にならない」といった。たぶんに日常(平時)と戦場(非常時)のコントラストが、何らかの美学になるのだろうと言う話だと思った。 その中で、書けるとしたらこんな筋書きになるのではないか。 戦場からのRSS †ある男が、前線に派兵された。仮にAと呼ぼう。彼は、彼は、RSSリーダーでBlogを見ることが好きだった。特に、Bと言うBlogを楽しみにしていた。RSSリーダーがBの新着のエントリーを知らせるたびに、彼は、そのエントリーに共感したり、爆笑したりしていた。 ある日、Aの部隊がはじめて、戦争に巻き込まれた。 一ヶ月ほどたったある日、bのblogが更新されたとRSSリーダーが通知してきた。 みたいな内容。 国家へのシンパシー、Bloggerへのシンパシー †戦争をするためには、自国が正しくで、敵国が悪であると信じたほうが、戦いやすい。兵士にとっても、敵国の人間が、妻も子供もいるよりも、なんだか知らない悪人のほうが、戦いやすい。 |