[[書評]]
|書名|陸軍の異端児 石原莞爾|第一章|大器の構造|
|副題|東条英機と反目した奇才の生涯|第二章|毒舌と奇行|
|著者|小松茂朗|第三章|国境の風雲|
|出版社|光人社|第四章|幻の桃源郷|
|||第五章|軍閥の相剋|
|||第六章|怨念の花火|
|||第七章|亡国への道|
|||第八章|勝者と敗者と|
陸軍において満州国を民族和平の理想郷にしようとした男の物語。伝記である以上、あくまで石原莞爾よりの記述であることは十分考慮しなければいけない。日本とアメリカ、日本とアジアの関係について考えていたのだと思われる。やっていることはそこまで正義だとは思えない。奇人と言われればそうだろうとしか言えないような気がする。

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